富里市「富里に新しい政治をつくる会」 私たちが考えるまちづくり


私たちが考えるまちづくり

暮らしやすいまちへするために、どのようなことを改善したらいいか、「教育について」「農業について」「地域活性化について」「少子化・高齢化対応」「行政改革」5つの項目で、私たちはこのように考えています。

教育について

◎教育現場で子供達に最大の影響を与えるのは先生です
 生徒各人の個性に気を配れるような環境整備に予算を確保すべきです

少人数のクラスに戦後のベビーブーム以降、子どもが沢山生まれた時代に小学校が多く作られましたが、四角い箱の中になるべく多くの生徒を効率よく収容する事が優先され、生徒対先生の適正人数比や学習環境は後回しの学校作りでした。

今教育の荒廃が指摘され、欧米並みの少人数教育の有効性が指摘されてきていますが、正に日本の義務教育期間を先生が目の届く程度の人数にする事が日本の教育充実の最初にすべき又最優先すべき課題だと思います。
教育は人から人へ伝えるもの。先生の影響は大きく、生徒一人一人の学習ペースや能力に細やかに対応し成長させるには少人数教室であるべきです。

富里市も少子高齢化の傾向が顕著となり、生徒数も減ってきましたが、やはりまだ1クラスの生徒数は多数。
1クラス、25人位が適正と感じます。海外では10人〜15人なんて例もあります。
財政的に余裕のある自治体では、補助の教員をつけて、担任の負担を軽減している市町もありますが、 富里市の場合はその余裕がありません。しかし工夫し、優先順位を明確化して教育行政を見直すべきです。
建物、道路、インフラ整備も、もちろん大事ですが、それ以上に、教育環境の改善・整備にキチンと予算を確保すべきです。
まちつくりは人造りですから

◎先生の職場の環境整備と待遇改善が大事です

先生の待遇改善を!先生の仕事(特に小学校、中学校)は精神面でも体力面でもハードな仕事です、責任も大きくストレスも溜まります。学習指導、キレル生徒への指導、事務処理、理不尽な保護者への対応など、すべき事が多く、長時間労働となりがちです。
そこへ小学校での英語教育拡大、道徳教育の正規課目化、・・・やることは増えるばかり。

教員の待遇と教育現場の改善で「学級崩壊」が無くなった例も多く紹介されています。
教育は多面的であるべきですから。社会人経験豊富なリタイヤシルバー層、教員経験のあるまだまだ元気なリタイヤ先生などを嘱託又はボランティアで活躍していただき、子供達に実社会からの経験を伝え多面的な価値観を養い、且つ先生の負担軽減策を打つべきだと思います。

農業の振興

富里の基幹産業である農業を守るには、経営の安定、後継者確保が急務です

富里の畑今や日本では農業の担い手が激減し国造りの基本である食の確保は危機的状況です。食糧自給率はご存知のように38%と先進国の中で最低です。千葉県の例ではここ10年で2万5千戸が農家を辞めていて年平均2500戸が廃業していっています。今農家を守らなければこの国は食糧を輸入に頼り、もし輸入ができないまたは他国の買い占めなどで困窮した場合は国中がパニックになります。

国の政策の柱は、「農地の集約化」で経営効率をアップし、競争力を高める。ですが・・・
大規模稲作地帯、大規模畑作地帯での対策では効果が期待できますがが、 7割畑、3割水田の畑作中心の富里では、効果のある対策とはなりません。
2ヘクタール平均の畑で集約しにくい地形が多く、夫婦で経営している小規模中規模 の農地の活性が富里の大きな課題です。小中規模家族農家が長期的に持続可能となる 、富里独自の付加価値をつけていく事が急務です。

また企業型農業と小中規模農家との住み分けのあり方にも明快なビジョンを明示すべきです。

◎10年後の富里の農業をどうするか?長期的な展望と戦略が喫急の課題

富里は農業にとって恵まれた環境です。平地で水が豊富、災害が少なく、スイカのようなブランド力あり、消費地が近いなど、また農協も直販開拓や7ファームのような企業と提携した販売企画などで高く評価されています。
しかし農家は高齢化し新規就農者は毎年10組程、スイカの出荷は最盛期の半分となってきています。今長期的な視点からの農政が求められています。国政に頼ってはいられません。
農協の為にはこれからの農業を担う若い就労者を強力に応援すべきです。
他市の成功例勉強会や専門家を招いた人材育成セミナーなど積極的に企画すべきです。
幸い富里には意識の高い若者のグループがいくつもあります。国の農業施策は一過性のもので長期的に見て何ら「地域農業の将来」の答えにはならないものもあります。

国の補助金だよりではなく、自ら工夫し農家の体質が強化されるような市の農政が大事です。

地域活性化

住みやすさをもっと内外にPRすべき

富里市は都心から車で1時間、電車で1時間、通勤圏内です。
ホタル舞う水田が美しく、野菜が美味しく、緑豊かで自然豊かでありながら自然災害が極端に少ないまちです。
富里は台地で地盤が安定し、地震に強く、川や山に関連する災害はありません。
まちの歴史は浅く、名所や旧跡、神社仏閣などは目立つものがありませんが温暖で、人柄ものんびり、時間がゆっくり流れています。
住んで子育てし、働くには…最適の場所・・・という事ができると確信しています。
子育て世代の、多くの若い方々に安心して住んでいただく環境を更に整えれば、税収もあがり、市も潤い、住民福祉、住民サービスも向上します。
富里市は・・もっと、住みやすい、この子育てしやすい環境の良さを外へアピールしていく事が大事です。
この点、東京都隣接の、我孫子、柏、松戸、流山などの「住みやすさNO1」アピール戦略を学ぶべきです。

地域活性=若い世代の増加=元気な子供たちが増える事・・・と考えます

道路・交通者の整備は発展のカギ、駅の無いまちとして

危なくて自転車が通れない久能地区車社会の富里市、道路交通網の整備と、沿道の土地有効活用で、まちを活性化すべき
富里には駅がなく、車無くしては暮らしにくいまちです。一家に2台、3台の家庭も普通です。
その為、生活道路の整備と、幹線道路の整備がまちの発展に欠かせません。
空港へ通勤するにも、通学の安全のためにも、道路の整備は大事です。
しかし・・・
富里市は多額の費用を投入し、市内に新しく道を作ってきましたが、残念ながら、富里市を通過するだけの道、交通量が増えた割には市民の役に立っていない道が目立ちます。
他市から来て、インターチェンジを降りて、富里を通過し、空港や空港周辺の工業団地への通過道路になっているのです。
やはり、新しい道の沿道に、道の駅や、お店や、会社、住宅が新設され、潤うように土地の有効活用を図るべきで、その為の規制緩和などが必要です

・・・もっと知恵と工夫をこらし、賑やかさをつくりだす施策が必要です。

成田空港、機能強化と滑走路延伸・第3滑走路新設は、とみさと活性のチャンス

成田空港の機能が拡大し、滑走路の延伸、発着時間枠拡大、10年後を目安に第3滑走路が整備される方向が決まり、進んでいます。
富里市は空港敷地との隣接が無く、騒音問題はなく、落下物の心配もなく、近隣市町より恵まれた環境です。
一方、この機能拡大に伴い、今市内から空港や空港関連企業などへ勤めている方が倍増する、と予測されています。
全体雇用が4万人から7万人に拡大し、富里市在住で通勤する方が5000人とも言われています。
反対や課題も多い、空港問題ですが、富里市は成田空港開港と共に人口が急増し発展してきた歴史があります。
同様に今後も、近隣の騒音問題を抱える市町とも協力協調しながら
この機会を有効に活用して、富里の発展への計画立てが今、大事となります。

市のリーダーシップが求められています。

少子化・高齢化対応

子育て世代への環境整備を

子供は宝、地域の活力です。育てやすい環境、子育て世代(20代〜40代)の若者が住んでくれる為の環境整備が大事です。これが不十分では、せっかく成田空港に雇用の環境が増えても、子育て世代の若い家庭は他の市町へ行ってしまう事でしょう。

保育所を増やそう市では・・こども園新設、こども館新設、などを進めて、施設の整備を進めてきました。
しかし、残念ながら、市内には共働き家庭も多く、希望者が増えているにも関わらず、保育園に入れない待機児童は多数です。また、小学校へ上がった後に放課後自宅へ帰らず、夕方まで過ごす、学童クラブなども待機時児童が多数です。

この、問題は早急に対策を打たなければならない問題です。
保育園の確保、小学校放課後の学童クラブ充実に、予算をしっかりかけるべきです。
もう新しい建物(ハード)は必要ありません、ソフト(人の確保と運営方法)に力をシフトすべきです。

高齢者の「生きがい探し」「居場所さがし」のサポートを

高齢者の生きがい探しをサポート高齢者やリタイヤした方々が共通して直面し悩む事は「生きがい探し」です。
皆さん共通して「やる事が無い、のが一番辛い」とおっしゃいます。
定年後うつになったり、気力体力の急激な低下を招く最も大きな原因は、
この「生きがいを見失ったことから来る精神的な落ち込み」ではないでしょうか。
介護状態にならないために、認知症にならないために、・・・いつまでも元気でいるために
畑仕事、シルバー人材派遣活動、ボランティア活動・・・なんでもいいんです。
社会に役立つ役割を見つけられれば、新しいリズムができます。

最新の研究では、認知症やうつの予防に最大効果があるのは「知人や友人と話をする」事だそうです。
外へ出て話す事が大事ですが、家へ行って誘わないと外出しない高齢者が多いのも現実。
地域、地域で顔の見える仲間つくりが大事です。
福祉センター地域包括支援センターや社会福祉協議会、地区社会福祉協議会、市の市民活動サポートセンター等
では、交流の場づくりが積極的に進んでいます。

高齢者は子供達と触れ合う事で、イキイキし、元気をもらいます。
子供達も、いま核家族、少子化の中で高齢者と話す機会がない子供達もいます。
双方の交流が、双方に価値あります。
高齢者施策は市の縦割りでなく、部門間の連携を密にしなければなりません。

子ども、子育て支援部門、高齢者福祉部門、教育委員会、社会福祉部門、市民活動推進部門
・・・などが一体となり、市民と市民、市民団体と市民団体、行政機関と市民
・・・がごちゃごちゃと混ざり合い協働していくまちづくりを市は指導すべきです。

行政改革

◎市役所の意識改革、コスト削減、組織の効率化

富里市役所市では行政改革を唱っており改善はみられますが、市役所の意識改革はまだ不十分と感じます。
これは市民の皆さんが事あるごとに共通して感じられている事だと思います。例えば・・・
・民間のサービスに比べて何でこう融通が利かないんだろう
・詳しい話になると、明確な回答が帰って来ない
・申請や登録で同じような書類をなぜ何枚も書かなくてはいけないんだろう
市役所の意識改革、コスト削減、業務効率の向上などの行政改革は自治体共通の課題です。

一般的に公務員組織に関してこのような批判があります・・・
・公務員は安定していて、やってもやらなくても給料がでるから改善意欲が少ない
・忙しいと臨時職員を補充するが、一般企業では今いる社員やスタッフで工夫しやりくりする
・波風たてない事が出世の一番、目立つ事はしない
・前例の無い事はしない、挑戦して失敗するよりミスをしない方が無難との意識が強い
・・・・と
これらの指摘はあまりにも否定的であり単純に同意できるものではありませんし、現実は 日々改善努力をされ市民生活向上の為に真に頑張っていらっしゃる事も皆認識しています。
ただ、上記批判が富里市行政の中に全く当てはまらないかと言えば、現実はまだ改善余地が大いにあると思います。

地方財政はひっ迫しています。無駄を無くし効率化を目指し、市長の強力な指導の下、 富里市は行政改革に更に力を入れ、効率化、IT化、職員削減など具体的な成果を市民へ掲示すべきと思います。
一例を挙げれば・・・
補助金申請や国庫負担金申請のための膨大な書類作り作業の為に職員が忙殺され、 最も大事な市民サービスのための時間がとれないのではないか?・・・と懸念されるのであれば、 国や県とオンラインで処理する手順を確立すれば大幅な改善(時間と経費)が見込めます。
また毎年3億円以上の費用がかかるコンピューターシステム維持管理費用は、 複数自治体で共同運営すれば、3割以上削減できます。
更に、各種計画書(福祉計画、環境計画、介護計画、子育て計画、都市計画などなど)は 外部業者へ委託発注して作成しています。1つ平均数百万円かかっています。これらは 職員で半分くらいは進められる事が多く、コスト削減ができるはずです。

このような事は民間企業では、当たり前の事です。

◎市民参加の行政 ―ガラス張りの市政と市民による事業評価を

市政をもっとオープンにしガラス張りにすべきです。
多くの市民が関心を寄せ意見が集まってくる仕組みづくりが必要です。市では共働、市民参画を唱っていますが、市主導の委員会等の委員は公募形式をとってはいますが、市民にとっては「知らぬ間に決まっている」「なんかいつも同じような顔ぶれできまっている」と勘違いされてしまうような事ではいけません。もっと経緯を市民へ報告すべきです。
特に市の財政状況は市民に分かりやすく開示し、議会の審議の様子はインターネットで全て配信し、市のいまの課題。問題と対策や方針を市民と共有する努力が必要です。

市民参加の「事業評価」・・・が実施されるべきです
市民参加の事業評価はあちこちで実施され効果がでています。
予算審査や行政機関のチェック等は選挙で選ばれた、議員で構成される議会で実施されます。
しかし、市民の直接参加の、「事業評価」も同様に大事と考えます。

例えば、市民100人が、市役所担当部門長などに直接質問し事業の内容を評価する、そしてその時に、他自治体やシンクタンク、大学教授などの地方自治の専門家が立ち合い、助言を受ける事ができるしくみなどです。市長が積極的に導入している自治体も増えています。
近隣他市(柏市、四街道市、白井市、八千代市など)では実行しています。
四街道市では市民参加の評価(事業仕分け)で7つの事業が「廃止すべき」と判断されました。
富里にも同様に指摘されるべき事業があると思われます。
財政健全性の視点から「非効率」な負担金、補助金は極力圧縮すべきと思います。
継続している事業を辞めるには決断がいります。市民の「評価と判断」が大事です。
ここ富里ではまだまだ他市に比べ市民の意識は、行政任せの感が否めません。

もっと市政に関心を持ち行動すべきです。

◎将来の富里を担う人材育成

富里市は人材育成にもっと力を傾注すべきと思います。
商業、工業、農業あらゆる面で人材育成なくして地域の発展はありません。
例えば他市の例では、これからの市を担う若者へ向けTMO(タウンマネージメント・オフィーサー) 育成講座なるものを企画実施しています。
テーマ毎にその分野の専門家や大学教授などの有識者、NPO代表を招いた勉強会や意見交換を行い、 他の市で成功した実例紹介などよい刺激とアイデアを提供しています。

この面では富里市はまだ十分だとはいえません。特に市の基幹産業である農業の今後に関して人材育成が大事と思います。

私たち市民の希望や意見は、請願書や陳情書で議会に提出することもできます。
>>ご意見、ご感想をお寄せください。

 

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